ファファの世界旅行

日焼けを気にする白くまファファの世界旅行記

チャウンタービーチへの長距離バスの旅

2014/12/13

ミンガラーパー

ファファだよ。

優しいスタッフのいるSleep in hotelを後にして、
ナイトバスでチャウンターに向かったよ。

バス泊だから、ホテルで預かって貰っていた荷物を受けとった後に、トイレに忍び込んで歯磨きしちゃおうと企んでいたんだけど、

ミャンマーの人はさ、優しいが故にさ、
出口まで荷物を運んでくれてお見送りをしてくれたもんだから、、、
歯、磨けなかった。

さておき、
トラベルエージェンシーの説明を聞く限り、このナイトバスに乗るのはハードルが高そうなんだ。

トラベルエージェンシーはこう言った。

「バスターミナルはなくて、指定された大きな道路で待ってね。
バスは大きいから、すぐ分かるので来たら乗り込んで!
9時発だけど、8時半位には行っていてバスが止まる場所を探した方がいいかも。
コレ(バスチケット)をタクシードライバーに見せると、その場所まで連れて行ってくれるから」

バスチケットはビルマ語で読めない。
乗り場は地図でアバウトに教えて貰ったけど、
ファファのポンコツ主人ら、大丈夫かなー。

ファファふっあーん。

出発予定時刻の1時間半前から行動開始して、
ひとまずタクシーをとめてバスチケットを見せる。
英語が通じなくてビルマ語だったけど、
書かれている場所が分かっていないって事だけは分かった!

ふぁーちが地図を見せてココ!って言ったら
「んー、とりあえず、、そっちの方角に行こうか」的な感じ。

地図も読めていない感じだったし、高かったから、なんとなーく別のタクシーに変更したよ。

同じく、バスチケットを見せると今度はバス会社に電話をして場所を確認してくれている様。
うん、よく見るととっても誠実そうなドライバーだ!

電話をきると「ディス バス フィニッシュ! アザープレイス ゴー」とカタコトの英語で教えてくれた。

え?フィニッシュ?フィニッシュて??
事態が飲み込めずに困惑するふぁーちとふぁーこ。
「アザープレイス オケイ」とドライバー。

んー。トラベルエージェンシーに言われた場所に行くか、このドライバーの言う場所に行くか。迷う2人。。

結果、
早めに出てるし、もし違ってたら移動しようってコトで、ドライバーの言う場所に行くコトにしたみたい。

え?

いいの?

・・・・・

ファファ ふっあーん。


だってね、指定された場所と逆方向なんだもん。


車でダウンタウンを抜けて、着いた場所もバスターミナルではなく、大きな道路の歩道。

でもね、バスが止まってた!
同じバス会社アジアンドラゴンが!

ふぁーこがチャウンター行きか聞くと、チャウンターに行くと言っているっぽい。
だけど皆ビルマ語しか喋れないので
ファファ達が乗るバスかどうかは分からない。

ファファふっあーん。

けど、バスのシートは革張りで、乗り心地が良さそうなので、ちょっとウキウキ!

運転手さんがオケイ オケイ!といって水をくれた。
何がOKなんかなぁ?

しばらく待つとバス会社の人が来たので、チケットをチェックしてもらう。

と、その刹那

「ネクスト バス!」

えぇ?
このバスじゃないの?だってチャウンター行きって。。。
ネクストバス、ふぉんとに来るのかなー?

ファファ、ふっあーん。

でもね、15分位待っていたらネクストバスが来て、無事に乗れたよ。
ヨカタ!

その時その時の選択で、良いか悪いか分からない時ってあるけれど、どっちに転んでも楽しむ余裕を心の中に作っておく事が大事だとファファは学んだ。

バスに乗り込む前にスタッフが、
「寒いから上着を用意した方が良い」って言ってくれて、その優しさに感激したよ。
ふぁーちとふぁーこは、他の国のバスにも沢山乗ったけど、こんな事言われたのは初めてだって!

ミャンマー人は、本当に親切なんだよね。

椅子は革張りじゃなくてせまーいバスだったけど、チャウンターに行けるだけで、
ファファ幸せ!

いつもファファを預け荷物に入れてしまうコイツラだけど、バスには一緒に乗ってくれるみたい。

ミャンマーのバスは席が広いのかとか狭いのかとか気にしていたファファだったけど、

ファファの席は用意されていなかった(泣)


でも、預け荷物よりはいいや!
ちょっと狭いけど我慢するよ。
ありがと!

とか、思ったのもつかの間。

ふぁーこがファファを枕代わりにしやがった。
マジファックだよね。

整備された道路のヤンゴンを抜けると、どんぶらこっこと言わんばかりに左右に揺れ出したバス。

そこにプラスして振動の様な縦揺れまで。
バスが横転するんじゃないかとファファ心配だったよ。

途中でスタッフが、チャウンターで泊まるホテルを聞いてきた。

うまく伝わらなかったから、地図を見せたよ。
どうやらホテルまで送ってくれるらしい。
アジアンドラゴン最高だね!

しばらくウトウトしてるとスタッフに又起こされた。
「君たちはバスを乗り換えた方が良い」とな。

ホテル、そんな外れにあるんかな?

乗り換えたバスは、ザ・ローカル!といった感じで、ボロボロ。

そして予想通り、ツーリストの数はゼロでございまーす。

中では大音量のお経が流れている。


ファファ ふっあーん。

あぁ、さっきまで乗っていたバスが去って行くー。

さらば、アジアドラゴンのツーリストバスよ。

ローカルバスでのお経にも慣れてきた頃、時は3時半。

またまた起こされる。

「着いたよ。ココでオリロ」

え?もう?

予定では4時着なんだけど。

ふぁーちが「ここからは、小さいバスに乗り換えるんだと思うよ」
と言うので降りてみたら、

暗闇でした。


ふぁーこが「ここじゃないと思う」と言うとバススタッフは

「メニメニ フォーリナー カミング! オケイ!」

と言い放って、
バスと共に去っていきましたとさ!


乗り換えバスなどいやしねぇ。
暗闇の中、ポッツーン。

ふぁーち「あれ?」

あれじゃねーから!

ふぁーこは諦めて座っている。

落ち着いてんじゃねーよ!


ファファ ふっあーん。

しばらくすると暗闇から
「ヘイ、この近くのホテルの者だが、キミタチは予約とってるのかね?」
と、おっさんが近づいてきた。

「別のホテルの予約をしてるが、ココで降ろされた」というと

オケイ オケイ!
と言ってホテルのフロントに案内してくれた。

地図をみせてホテルの場所を告げると、

「ンー?アー? オケイ オケイ!」

ファファ達のホテルは、おっさんのホテルと提携しているホテルの近くにあるという。

なんか、絶対にオケイじゃない感じがするけど、、、
すぐにチェックイン出来るし、
そこまでタダで乗せて行ってくれるらしいので、
予約していたホテルは1日ずらして、案内されたHill Garden Hotelに泊まるコトにした!

バイクの後ろに乗って真っ暗闇のオフロードの道を行く。

まわりにはなーんにもなし。

ファファ ふっあーん。

だいぶ僻地な、バナナ畑の中に建つホテルに着いた後で、
位置情報を確認すると、、、



真逆やんけ!


街もホテルもえらい遠くなった。
爆笑するふぁーちとふぁーこ。

笑ってんじゃねーよ。


気が付いたら朝の5時半。

明日の事は明日考える事にして、ひとまず寝るコトにした2人と1匹。

あぁ、今日はとーっても長い1日でした。

しかし、この朝に着いたのが1泊に含まれていた事が判明。
1泊$15だから$30お支払いのところを$20にまけてもらった。


じゃあまたね。



ファファのチャウンター行きバスメモ
2014 12月

ヤンゴンからチャウンターまで
片道15ドル(バス会社 アジアドラゴン)

バス停(らしき場所)までタクシーで
3000チャット

出発 8:30
到着 3:30

ナイトバスと昼間のバスがあるけど、
昼間の方がへんな場所で降ろされても安心だね!