もしかして来る季節を間違えちゃったかな〜?!里帰りを目前にして焦るファファ!
マーロ!
ファファだよ。
太平洋の楽園クック諸島から飛行機を乗り継ぎ、
ついにやって来た
(いや、帰って来たと言った方がいいかもしれないw)
トンガ王国!!
ファファがこのトンガに来た理由はただ一つ、
故郷のファファ島に里帰りするためなんだ!!
「お父さん、お母さん、お元気ですか?
日本を出発してから14ヶ月、やっと辿り着きました!
僕は、
僕はついに帰って来ましたよ!!」
主人のファーチはまだ疑っていて、
「だいたいシロクマって北極とかじゃないの〜?
ただ、地図を見てたらたまたまファファと同じ名前の島があったからさ〜、
気になっちゃっただけだったりして〜?
実際ここに来るのに、結構お金掛かってるんですけど〜。」
なんて、ひどい事を言うんです。
お父さん、お母さん、早く会いたいです!
トンガ王国へ着いたのは夜の8時半。
飛行機を降り立ちつと、ムワーっとした熱気に包まれる。
ボクは毛皮を脱ぎたくなった。
クック諸島とたいして変わらない場所にあるのに湿気が凄い。
そしてふと前を見ると山小屋の様なとーっても小さい空港がお出迎えしていた。
中に入ったら目の前がイミグレ!
さぁーって、いざ入国審査へ!
ファファも久々の帰国でちょっと緊張(笑)
「ドキドキ」
じゃん!
無事に入国!!
そして、トンガの人達がファファの里帰りを歓迎の演奏で迎えてくれたんだ!
やっぱり故郷は良いもんだね。
「時間が遅すぎてシャトルバスも走ってないよ」って、タクシーの運ちゃんが話しかけてきた。
「宿の名前は?」
実は、相変わらず決まっていない。。。
マジファックだよね!
とりあえずタクシーは断ってATMでお金を下ろしていると、空港職員と書かれた服を着た人が話しかけてきて、
「安宿を何件か知っているから紹介してあげるよ。」
「料金はタクシーと同じで40T$で。」
空港の職員がお金とってそんなことして良いのか?って疑問は残るけど、
結果、彼に紹介してもらったゲストハウスが大正解だった!!
3軒目に連れて行ってもらったその宿の名前は「Backpackers Town House」。
個室はいっぱいでドミしか空いてないと言われ、がっかりしていた僕らを見かねた女主人イベットは、
「良かったら娘の部屋に泊まるかい?
料金はドミと同じで2人で50T$(≒2500円)で良いよ。」
と言ってくれた。
某宿サイトに出てきた最安の宿は80T$だから料金は文句なし!
「キッチンも使って良いし、調味料やそこにあるフルーツは食べても良いよ!」
だって!!
朝食付きとはうたってないけど、共用部に置いてあるパパイヤやバナナ、ココナッツは食べ放題だし、コーヒーやティー、スナックやパンもゲストへのサービスみたい!
物凄い太っ腹だよね!!
イベットはいつも笑顔で親切で明るいトンガママって感じの素敵な女性なんだ!
そしてダウンタウンも徒歩圏内という最高の立地!
「1週間よろしくお願いしま〜す!」
しかしトンガは暑い!
多分湿度が高いせいでとても暑く感じる!!
タクシードライバーはハリケーンのシーズンだからだと言っていた。
街であったおじさんは、雨の量が少ないからだ!と言っていた。
空はどんより曇り気味。
クック諸島の時みたいに綺麗な青空が出てくれない!
天気予報も全然冴えない。
(どうやら今は完全にオフシーズンらしい。)
ファファは焦っていた。
折角主人を説得してトンガに来たのに、ここ3日間ずっと曇り。時たま雨。
あの美しい我が故郷ファファ島には、是非晴れている日に行きたい!
あの美しい海とビーチと森は真っ青な空あってのものなんだ。
僕の故郷を自慢したい!!
そしてトンガに居られるのは1週間!!
今日は日曜日。
キリスト教徒であるトンガの人達は正装をして教会に出掛ける。
この腰巻、なんだか相撲を思い出させるね!
そしてファファも祈ったんだ。
「ハレルヤ!!」
マーロ!
じゃあまたね!
ファファの旅メモ
2016.02
1US$=2.2T$(パ・アンガ)=113円
【Tongatapu(トンガタプ)の空港からの移動手段】
・シャトルバス (17時ぐらいまで)
・タクシー 40T$
・ホテル送迎バス
ホテルを予約してある人は送迎を頼もう!