ファファの世界旅行

日焼けを気にする白くまファファの世界旅行記

Croatia Lastovo島とファファ日記再会の日

ファファ島のお父さん、お母さんへ

ボクは元気でやっています。ぐうだらな主人のおかげでブログが更新されず、心配かけてごめんなさい。
ボクは今、クロアチアにいます。アドリア海に浮かぶ島々の中で最も内陸部から遠い島、Lastovo島という場所でのんびりと生活をしています。

 


ファファより 2015.07.20

 




さて、気を取り直して

Bok!
ファファだよ。

4日前、ボクらは満喫したVis島からSplitに戻り、そのまま次の目的地Korcula島を目指したんだ!

そのフェリーの中で、あることに気づいた主人の会話が聞こえてきた。


「このフェリーはKorcula島経由で、Lastovo島に行くみたいだね。」

「Lastovo到着は22時かー。」

「着く頃には真っ暗になっちゃうね。」

「でも僕らの予定ではKorculaの次はLastovoに行くんだよね?」

「島トリップも飽きてきたからコルチュラ飛ばしてラストボ行っちゃう?」
 
「うーん。宿の心配もあるけど、イチかバチかでこのまま直接行ってみようか〜。」

「そうだね。宿がなかったら港で寝ればいいよね」
 
・・・・・・。

ボクは非常に不安だったよ。
このアバウトな主人ズったらマジファックだよね。


フェリーは少し遅れてLastovo島の港Ubliに到着。(クロアチアの船は大概遅れるw)

辺りは真っ暗。。。
店もなく、建物もない。
 
頼みの宿の客引きも、
 
やっぱりいないよね。。。
 
(ちなみにクロアチアのバスターミナルや港では客引きをしているおばちゃんやおじさんが大抵いる。ホテルではなく部屋(Sobe)貸しをしている。)

他の乗客を迎えに来ていた車のライトでかろうじて人の顔がわかる。

再会を喜んだり、お世話になる宿の人に挨拶をしたりと、みんな笑顔だな〜。

絶望的な二人の主人の顔とは対照的だ。


そんな中、ふぁーこが1台のミニバスを見つけた!

行き先も聞かずにバスに飛び込んだ僕らを乗せて、バスは真っ暗な山の中を走っていったんだ。

走ること15分、村に到着。

なんとラッキーな事にここがLastovo村だった!!!(他の島では港の周りに街が形成されているんだけど、ここLastovo島だけは港から離れた場所に村がある。)

しかしバスから降りても、相変わらず客引きはやってこない。

オロオロと歩いている主人に再度幸運が訪れた!

1人のおばちゃんが話しかけてきて、部屋は必要かと聞いてきたんだ!!

僕らは交渉の末、キッチン、バスルーム付きのスタジオアパルトマンを230クナで借りることが出来た!

しかもWIFI付き!(今まで島でのSobeは全てWIFIは利用不可だった。)


ふ~、しかし野宿じゃなくてよかった〜。

因みにここLastovo島は旧ユーゴにより軍用の島として利用されていたので1988年までは外国人立入禁止だったみたい。そして2006年には風景、文化、生態系保護のために自然公園の指定を受けているらしい。
 

かわいい町並み。夜は小さな民家の明かりと暖色系の街灯がポツポツとあって幻想的なんだ。



村はまるで時が止まってしまっているかのような雰囲気だ。
 


古い建物がそのままな故に、ローマ時代の面影が残っている街では、まるで遺跡の中で人々が生活しているみたい。

 
 

歩いているだけで楽しい。
 


夜は星空めっちゃきれい!!!海やばい。


 


舟の影が海底に写っていたよ。

思いもよらずにいい島だったから、ファファ達はしばらくのんびりしてMljet島に向かう事にした。
 
じゃあまたね。
 


ファファの旅メモ
2015 7月

フェリー会社:Jadrolinija
Split-Vela Luka経由-Ubli行き大型船
17:30→22:00(一日一便)60クナ/人
Split-Hvar-Vela Luka-Ubli行き高速船
15:30→18:15(一日一便)

※フェリーのスケジュールはチケット売り場でもらえる他、下記のHP参照。
http://www.jadrolinija.hr/

島内バス
Ubli-Lastovo
4:15,7:20,11:05,14:05,15:40,18:15,22:00(月、水、金、土)
4:15,7:20,11:05,12:00,14:05,15:40,18:15,22:00(火)
4:15,6:40,11:05,15:40,18:15,22:00(日)

料金:15クナ程度

※フェリーの時間に合わせてバスが港に待機しているので慌てなくて大丈夫。
Pasadur行きのバスも出ているけど最終便が21:30になっているので、そっちに行くには宿の送迎が必要かも。