アメリカのハンバーガーサイズってホントは小さい?!と奇跡の再会の日(クルテク編)
ハロー!
おいどん、生まれも育ちもチェコ プラハ
フーテンのクルテクでござる。
今日はモントリオール最終日。
ステちゃんが車で迎えに来てくれて、駅まで送ってくれるらしいでござる。
ステちゃんには、何から何までお世話になったでござる。
素敵なお庭で朝ごはんを食べて
大好きなモントリオールベーグルとパンを買い込み
いざ駅へ。
の前に
「あらやだ!モントリオールといったらって場所を案内し忘れてたわ!時間がないからサクッとだけど、モントリオールの街が見渡せるから行きましょ!」
とステちゃん。
車でブインブインと丘を登り
「ここよ!この場所よ!」
じゃじゃーん!
といった感じのステちゃん。
特に景色は見えず
一同
.......???????
「あ!道間違えてる!別のポイントだったわ!だけど今から向かうんじゃ電車に間に合わないわ。オーロローン!見せたかったのにぃー。」
と悲しそうなステちゃん。
ほんとに最後までおっちょこちょいでござる。
おいどんは、そんなステちゃんが大好きでござるよ。
無事に駅に送ってもらってステちゃんと涙涙のお別れをしてモントリオールからNYまで列車の旅がはじまったでござる。
アメリカの電車ったらサイズもアメリカンでござるよ。
ひっろ!
でござる。
寝台車じゃなくても余裕で寝れるでござる。
景色も田舎でいい感じでござった。
何故か停電があったりWi-Fiが使えなかったりしたでござるが、無事にNYに到着!
ここがウワサのNYでござるか!
ネオンが眩しいでござる!
田舎者の様に見上げるおいどんたち。
そこに
「ハーイ!!!」
「あ!ダレン!」
主人の友達のダレンが登場したでござる。
困り顔の犬(ハル)と一緒に。
ダレンはアメリカンジョークをとばして1人笑いを繰り返す、
つまりボケと笑い的なキャッチボールを自身で解決する、おいどんが想像する典型的なアメリカ人である。
以前、東京の主人宅にも来たことがあり
ファファ殿とも知り合いでござる。
「ハンバーガー食べたい?アメリカのちっさいハンバーガー!アメリカン スモール バーガー !ハーッツハッハ」
そ・それはジョークでござるか???
笑いどころがイマイチ分からないでござる。
「それってアメリカンジョーク?」
ファーコが無邪気に本人に聞いていたでござる。
ダレンが少し悲しそうな顔をしたのを、おいどんは見逃さなかったでござるよ。
そんなダレンが連れて行ってくれたハンバーガー屋さんはとてもとてもオシャレでござった。
入口には
ファ!
ファファ殿!!!
こんなところにいるはずもないのに♬
そう、幻覚であった。茶色いし。。
ひとまず、ビールで乾杯!
メニューは豊富でシカやバッファローのハンバーガーとか、珍しいハンバーガーが沢山あったでござる。
しかしお値段は11〜13ドルとお高いでござる!
薄々は気づいていたが、アメリカは物価高いでござる。
さて、
ハンバーガーはというと。。。
ちっさ!
ココは、本当にアメリカでござるか?
アメリカといったら、何もかも大きい。で、ござるよな?
てか、さっきのダレンの言ってたちっさいハンバーガーってアメリカンジョークじゃなかったでござるのね?
じゃあ、なぜ大笑いしたんでござるか?
謎でござる。
しかし味は絶品だしファファ殿デザインの紙とか可愛いでござるー!
あぁファファ殿、おいどんはアメリカ大陸までやってきましたよ。
ベルリンはとても遠いでござるね(涙)
ダレンの家は超リッチなマンションだったでござる。
ホテルみたいな廊下。
これから10日間位お世話になるでござる。
部屋ではダレンの彼女がお出迎え。
韓国人で育ちはアメリカでござる。
荷物を置くと、
「ねぇ!目を閉じて!3つ数えたら目を開けて!」
と、ダレンが突然ニヤニヤ笑いながら言ってきたでござる。
な、
なんでござるか?
おいどん、アメリカンジョーク的な歓迎サプライズにうまく反応できるか不安でござる。
なぁーんて思いながら目を閉じたでござる。
スリー・・・ツー・・・ワン・・・
オーーープン!
ダレンの掛け声で恐る恐る目をあけるとそこには!
!
!!
!!!!!!!!
ファ・
ファファ殿!!!!!
こんなとこにいるはずもないのに♬
いや、いたでござる!
幻覚ではないのでござるよ!
めっさ、だっさい服着てるけど、
紛れもなくファファ殿でござる!!!
お口あんぐりなおいどん達にダレンは陽気に
「5ミリオン ダラーで売り出し中だぜ!ハァーッハッハ!」
と、ドヤ顔!
「このベアーはアメリカでは柔軟剤のコマーシャルベアーなんだ。日本のベアーと見た目はちょっと違うかもしれないけど、魂はこっちに移動してきたぜ!」
と、ウインク。
「彼はベルリンから旅行をスキップして、NYで待ってたんだぜ!」
ダ・ダレンー!
マジでマジでありがとうでござる!!!
そう、ファファ殿は日本ではfafaという名で柔軟剤業を営んでおられたが
アメリカではsnuggleという名であった。
本家本元は、このアメリカのスナッグルベアーである。
ダレンはアメリカのオークションサイトで
ファファ殿と同じ1986年製の体をゲットしてくれたのでござる。
おいどん、感無量でござる!!!
前よりフワフワになって、若返ったでござるが、
紛れもなくファファ殿でござる!!!
ハロー!
ファファだよ。
おいどん、そしてみんな、
心配かけてすまなかったな。
ベルリンではずっと泣いていたんだけど、
ある日突然、ダレンに呼ばれたんだ!
ダレンの優しさったらマジ感激だよね!
楽しみにしていた白くまの楽園、北極圏に行けなかったこと、
ハナーンにもステファニーにも会えなかったことは超残念だったけど、
またアメリカから旅が再開できるのが、とっても嬉しいよ!
ファファの世界旅行 復活だね!
体はちょっと違うけど、ファファの魂は戻ってきたんだ!
ダレン、本当にありがとう!
クルテク: 。。。(涙)
これからもファファの世界旅行をよろしくだよ。
じゃあまたね。
ファファと
クルテクでござった。
クルテクの旅メモ
2015.09
【Montreal→New York(Penn Station) 電車】
AMTRAK
料金:69$/人(coach seatのみ)
所要時間:10時間半(10:20発20:50着(一日一本))
※たまに遅れる