氷の国は嵐であった。(クルテク編)
ダイイン!
クルテクでござい。
フィンランドからノルウェー(オスロ)経由で
とうとう着いたでござるよアイスランド!
ファファ殿のルーツである北極圏でござる。
そして、ビョークとシガーロスの国でござる。
「どんな景色を見て、どんな暮らしと文化を持ったら
あんな綺麗な音楽が作れるのだろうか。オレは是非とも見てみたいよ」
と、ファファ殿が常日頃から語っていたシガーロスへの思い。
(号泣)
おいどん、かわりにアイスランドを見てくるでござるよ。
ファファ殿!
おいどん達が利用したアイスランドの航空会社WOWは、ふざけた名前だけど、安いし揺れないし、
機長さんが観光案内チックなアナウンスをしてくれたりで最高でござった。
オスロではノルウェーといったらノルウェーサーモンでしょって
主人が高いサンドイッチを購入したでござる。
チーバくん「1つ8ユーロでした。物価の高い国です。」
さてさて
なんたかんだで快適な空の旅を終えてアイスランドに着いたおいどん御一行でござったが、
まず、オシャレな空港に驚きだったでござる!
可愛らしい服も可愛らしくないお値段で売っていたでござる!
チョコもめっちゃオサレでござった!
おひとつ1000円。
ゆ・夢でござるか?
めっちゃ高いでござるな。
アイスランドは珍しく、アライバルの方にも免税店があって、お酒などが買えたのでござる。
みんな沢山買っておったでござるよ。
主人もお酒を買っていたでござる。
ファーコがコッソリチョコレートをカゴに滑り込ませていたのもおいどんは見逃さなかったでござるよ。
そのチョコはおひとつ400円位であった。
お!
さすが北極圏。
ファファ殿のご友人?もいらっしゃったでござる。
さて
おいどん達のスケジュールはというと
空港で近くのレンタカー屋(Sixt)さんにピックアップしてもらって
レンタカーを借りて
いきなり氷河が見える近くの町ヘプン(Höfn)まで行ってしまう!という寸法でござる。
が、しかーし
予約していたSixtは、迎えに来る気配なし。
空港にある別のレンタカー屋さんのカウンターで電話を借りて話したところ
「あと10分で着く」
との話であったが、
実際に来たのは1時間半後のことであった。
しかも受付で手続きをしようとしたら
「お客様の予約は既にキャンセルされています。」
えっ!?
「お客様の予約は仲介サイトのRentalCarGroup.comによって1時間前にキャンセルされています。」
。。。
理解不能でござった。
慌てて電話を借りて電話してみると........通じない。
アメリカもイギリスも通じない。
そしてメールをしてみたが返事無し。(1ヶ月経っても返信メールはなかったでござるよ。)
なんてこったいでござる。
仲介手数料返せ〜!!!
そして外は雨、、、
というか台風並みの嵐でござる。
その場でレンタカーしても良かったんだけど、高いし嵐だし、
と、
主人達はひとまずレンタカーをせずに首都レイキャビク(Reykjavík)まで行く事にしたでござる。
バスで行くのかと思いきや、
高い!(市内バスターミナルまで2200 ISK/人、ホテルまでだと2800 ISK/人)と言い出し嵐の中でヒッチハイクを開始したでござる。
そのケチリンボエネルギーを別な何かに使っていたら出世したんだろうなーとしみじみ物思いにふけっていたおいどんであった。
無理じゃ?と思っておったおいどんであったが
アイスランド人の船長さんが乗せてくれるとのことでビックリ。
有難いでござる。
船長さんは、お孫さんと娘を空港に見送りに来たそうである。
車中では、アイスランドの事を色々話してくれたり
一生懸命探して宿まで乗せてくれて
本当に親切な船長さんだったでござる!
ブルーラグーンは「ケッ。あんなのリアルな温泉じゃねーやい」って言っていたのが印象的でござった。
地元民には評判が悪いらしいでござる。
船長さん
まことにありがとうでござった!
着いた宿は民家を改築して宿にしたという感じでござった。
宿は2泊で1万8千円位でござる。
過去最高の宿泊費でござるが、過去最高のクオリティでござる。
キッチン付きだし椅子と机があるし清潔でござる。
そしてなんと!
お風呂が温泉なのでござる!!!!!!
アイスランドはたとえ公衆便所でさえも蛇口をひねれば、お湯は温泉、水はミネラルウォーターが出る
らしいのでござる。
しかも公共料金(水道、電気、ガス代)は無料!!!!!!!!
確かに水がめっちゃウマイのでござったし、
風呂は温泉故に、あ〜ビーバノンノンでござった。
日も暮れそうだったので、嵐の中スーパーへ。
アイスランドは物価が鬼高いと聞くが実際どれ位でござるかねぇ。
おいどん達は既に北欧から渡って来たのでござる故
「そんな高く感じないと思うのでござるよね。」
と、高を括っておって鷹使いになっておったおいどんであったが
バサバサバサ
(鷹の飛び立つ音)
このチンケなサンドイッチが
998円!? 1295円!?
(アイスランドはほぼ日本の円と同じでござる)
た・たっけーでござる。
ミニトマト1パック
798円
お肉なんか
2千985円。。。
買えないでござるぅ。。。
というワケで
おいどん達はビンボートマトパスタを自炊したのであった。
トマト缶やオイルサーディンは、まだ許せる値段でござった。
とはいっても日本のハイソなスーパー価格でござるが。
町はこんなに素朴で可愛いのに。
高いのでござるよね!
やっぱ空輸に頼っているのでござるかね?
消化器も可愛くて胸キュンでござった。
物価が高くて嵐なアイスランド。
この嵐はファファ殿の涙でござるか?
オーロラ見たいでござる!レンタカーで1周したいでござる!
天候の回復を祈って寝たのでござった。
じゃあまたでござる。
クルテクでござった。
クルテクの旅メモ
2015.09
【ケプラヴィーク空港からレイキャビクまでのバス】
Reykjavik Excursions社のFlybus (WIFIあり)
空港〜BSIバスターミナル(片道) 2200 ISK
空港〜BSIバスターミナル(往復) 4000 ISK
空港〜BSIバスターミナル経由〜各ホテル(片道) 2800 ISK
空港〜BSIバスターミナル経由〜各ホテル(往復) 5000 ISK
Iceland Excursions社のシャトル
空港~ホテル(片道):16 EUR(18歳以上)
空港~ホテル(往復):29 EUR(18歳以上)
2社共、空港ロビーに受付カウンターがあるのですぐにチケットは買える。
市内まで所要時間約45分。