ファファの世界旅行

日焼けを気にする白くまファファの世界旅行記

世界遺産の街Berat

ミラ ディタ!
ファファだよ。

 
今日はアルバニアのBeratのお話。

Beratの旧市街は、川の両岸の崖地にへばりつくように建ち並んでいる、可愛い住居群が世界遺産に登録されているんだ。
 

住居の特徴は1階が石造り、2階以降が木造になっていて、日の差し込む木造部分に明かりを取り込むため、縦長の連想窓を面一杯に計画している。
 
路地はボコボコの石畳で狭く迷路のようになっていて、尚且つ、急な坂なもんだからファーコは半べそをかきながらキャリーを引いていたよ。
 


もうこれ以上は無理だってことで、僕らは旧市街に入ったすぐの宿を見つけて泊まることにしたよ。
 
その宿も門をくぐって、また坂と階段が続き、やっとエントランスがある様な造りになっていたんだけど。。。
 
オーナーのローレンスはイタリアのホテルで働いてたこともあり、英語が堪能で助かった。
 
いいやつだけど、ちょっとくせ者。
だけど愛くるしいやつだ。
 

住宅の裏側は素敵なお庭になっていてさ、BARカウンターが設えてあり、テーブルにつくと、パーゴラには沢山の紫色の実を付けた葡萄の蔦が暑い日差しを優しく遮ってくれていた。
 
プライベートの部屋もあるけど、今ドミトリーには誰も居ないからそっちを使うと良いよと言ってくれた。
 
朝食付きで1人10€。
 
荷物を置いて、可愛らしい町並みを見ながらぶらぶらと川沿いをお散歩。
 

 
橋を渡ると噂の歩行者天国らしき通りに着いた。
 
何が噂かって?
 
この町に新しく出来たこの歩行者天国には、夕方になるとオシャレに着飾った老若男女がお喋りを楽しみながら歩いているとの噂なんだけど。
 
うん、確かにいたよ!
 

 
そこには、沢山の人達が歩行者天国を思い思いに楽しんでいたんだ。
 
ただ、何をするわけでも無く(まあ歩いているんだけど)、ちょっとオシャレをしてお喋りしながら、楽しそうに歩いている。
 

 
その距離は300mぐらいかな~。端まで来ると、そう、折り返してまた歩く!
 
距離は段々と延伸しているみたいで、まだまだ工事がされていた。
 
そんな楽しみ方をしてるアルバニア人を見て、ファファはなんだか心がほっこりしたよ。
 
そして、もちろん、ファファ達も歩いて見たよ!
 
その帰りにレストランを探しているとね、なんだか音楽が聞こえてきたんだ。
 
何だろう?って、近づいて行くと小さい広場で、カラオケヴォーカルを取り囲んで音楽に合わせてダンスをしながらワイワイとやっている人達を発見!
 

 
もちろん、ファファ達もジョインしてみたんだ!
 
お肉とチーズとパンの簡単なトラディショナルな料理を注文。
 
席に座ると、周りの人達が自分達で持ち寄ったご飯やお酒を沢山振舞ってくれた!
 
家で獲れたトマト、自家製ピクルス、茹でたチキンにケバブ。お酒は赤ワインと度数のきつい焼酎!
 
みんなで輪になって踊ったり
 

 
皆で食べて、飲んで、踊って、いつまでも宴は続いたよ。
 
そこでは、不思議なダンスが流行ってた。
 
頭に缶ビールやワイングラスを乗っけて踊ってるの
 
 
わかりにくいけど、こんな感じ!
 
終いにゃあ椅子を頭に乗っけて踊っている人まで出現した。
 
オマエらはラッキー池田か!
 
でも、とっても楽しそうだったよ。
こういう風に大人から子供まで、みんなで輪になって踊るのって良いよね!
 
この村は小さいせいか、村のことはみんなが把握している感じだった。
 
「今日来たんだろ?昨日は見てないから」
って何人もの人に言われたよ。
 
古き良き日本の田舎みたいだった。
 
ファファはすっかりこの町が気に入っちゃった!
 

Berat、おすすめだよ。
 
普通に、
 
普通に馬車が走ってるし、のんびりできるよ。
 

 
明日はアルバニアを南下して、このバルカン半島の旅、最後のコーストSarandeへ!
 
ここBeratは内陸で夜が涼しく、白熊のファファには快適だっただけに、またマジファック暑いコーストへ戻るのが何とも憂鬱だな~。
 
エアコン付きの部屋じゃないと泊まらないぞ!と主人にきつく言っておかなければね。
 
じゃあまたね!