ファファの世界旅行

日焼けを気にする白くまファファの世界旅行記

Wat tam uwaからチェンマイ

サワディーカァーップ

ファファだよ。

寺篭り5日目の朝は、いつも以上に
キーンと冷え込んでいた。
だいぶ慣れたリズムで瞑想をした後、
瞑想ホールに集まって、最後の托鉢をした。

もうすっかり慣れた托鉢。

いつもの様にお皿に盛られたゴハンを
お坊さん3人分に分け、1人1人の鉢に入れていく

はずだった。

けど、
ゆっくりとまわってくるお坊さんを見ていると

よ・4人居るではないか!

慌てて4人分に分け直したよ。
あー、焦った。

思い込みって恐ろしい。

毎日同じことをするでも、毎回同じ状況だとは限らないんだね。

ちなみにふぁーちは、3人分に区切ったまま気づかず、最後の1人分はめっちゃ少なかったらしいよ。

最後の最後で、また1つ教えをもらった気がした。

朝ごはんを頂いてから、お坊さんに挨拶をしてお寺をあとにした。

「今度は子供を連れて、家族で戻ってきなさいね。いつでも待っているよ」
沢山の教えを受けた寺院生活。

感じる事と考える事は違う。
感情と距離をとって観察する。
物事を1つの側面で判断しない。
今を意識して、今を見つめる事。
欲望が多すぎると不幸になる。

お坊さんの言葉は、どれもファファの心に響いたよ。

お寺を出てバスを待っていると主人達が

「バスまで30分待ちか〜。ヒッチハイクでもしてみる?」

と、道路に立って手をあげ、ヒッチハイクにチャレンジしだした。

オイオイ!と思っていたファファだったけど、
すぐにトラックが1台とまったではないか!

え?こんなスグに??

なんかの御利益カシラ。


可愛い子連れの夫婦で、なんとチェンマイまで行くという。
ラッキー!


トラックの荷台に乗り込んだ2人と1匹だったけど、
穏やかそうな旦那の運転はF1レーサー並だった。

ただでさえウネウネな過酷な道を猛スピードで走るトラック。

荷台で転がる2人と1匹。

風が強くて寒い!
そして、転がる!

ふぁーこは気分を上げる為、大声で歌を歌っていた。
体力消耗するだけなのにバカだね。


力尽き果てた ふぁーち氏。
全てを諦めている。

チェンマイまでは無理やと、途中のパーイで降ろして貰った。

「え?ここでいいのか?」

「はい。ジュウブンデス。」

行き、お寺まで3時間
帰り、1時間15分

すごいスピードだったもんなぁ。
今まで経験した中で、1番ヒドイ乗り物だったわ。

パーイでミニバンに乗り換えてチェンマイへ。
ミニバンのなんて快適なことよ。
ウネウネ道で、吐く人もいる中、
ファファは夢心地で山岳ドライブを楽しんだよ。

4時間位乗って、チェンマイに到着!

チェンマイは想像以上の都会だった。
バスターミナルからソンティオに乗って、城壁の前で降ろしてもらったよ。

城壁の中の旧市街には安宿がたくさんあるんだって。
ウロウロと歩き回り、ダブルルーム(バストイレ付)1泊250バーツの宿に泊まる事にした。

今日は、移動ばかりの長い1日だったな。

じゃあまたね。