ファファの世界旅行

日焼けを気にする白くまファファの世界旅行記

ゴールデンロックへの巡礼路

2014/12/27


ミンガラッパー

ファファだよ。

今日はゴールデンロックまでの巡礼登山。

巡礼の道は、ココ、キンプーンの街からゴールデンロックまで続いている。
片道4〜5時間。

炎天下の中はツライので、早起きして向かったよ。
というか、眠れなかったよ。

早朝からのお経と音楽とDJサウンドで目覚ましなんて要らない街だね。


ここが巡礼の道のスタートライン。

早朝だというのに、
もう下山しているローカルもいっぱいいた。

夜中に登ったのかなぁ?

登山道には村があって


沢山のスイカが置いてあったり



あさげの準備をしていたり。
歩いていてとても楽しい。



絵馬があったので、ファファは旅の安全を祈った。
絵馬に祈ってもしょうがないかもだけどね。


0M 3F
ここは、山の始まり3合目。
こんな感じの看板がたっていたよ。


登山道は、たまに長い階段も出てきて、けっこうハード。


だいぶ登ってきたと思ったら、
素晴らしい景色が!


山の村に住むコらともパシャリ。

巡礼の道を歩いていると、ミャンマー人の心がいつもより近くに感じられた。


頭に荷物を乗せて歩いているおばちゃんや

お坊さんも、歩いている。

小さい子供からお年寄りまで、一歩一歩、大事そうに、楽しそうに、歩いていたよ。

この道は、ローカルにとって、本当に神聖で大切なものなのだと、ファファは感じた。

四国のお遍路さんみたいな感じかな?

「どこから来たの?おぉージャパーン!」
とか
「まだまだ遠いよ。すごく遠いよ。ゆっくり歩いて ゆっくり」
とか

すれ違う人が笑顔で話しかけてくれたり、挨拶してくれたり
ジャパニーズとクマが巡礼の道を歩いている事に
とても嬉しそうだった。


ここは、外国人観光客は殆どいなくて、完全なるローカルエリアなんだよね。

今までは、観光地ばかりを回っていたので
どこに行っても観光客がいたけど、
ここで会った外国人は、ボクら抜かして3人位。


歩いていて、本当に楽しいんだ。


しかーしファファ、めっちゃ疲れてきた。
日差しは強くなって来たし、
急でながーい石段が続いてたりでさ。


ふぃーーーーー。


み・みず、、、

途中には、給水ポイントもあるんだ。
ファファは有難くお水をいただいたよ。

沢山の汗をかいて、お水を飲む。
身体が浄化されていくみたい。
こんなにも、美味しいお水を飲んだのは久しぶりだった。

とか言っちゃってるファファですが、


1M 5F
1山目の五合目にて。
もう、登れません宣言!を経て、
ファファダウン。



此処からは、ふぁーこに運んで貰うことになった。
ハッピー!

しかしまぁ、
この道をビーサンで歩くローカルの脚力ったらすごいよね。。。
まぁ、ファファは裸足だったけどね。



2山目の2合目。
ここには川があって

村人が水浴びをしていたよ!


オナカが空いたので朝ごはん。

巡礼の道には沢山の村があって
レストランも、商店もある。
手ぶらで行っても困らないし、所々でゆっくり休む場所が用意されているよ。

大好きなトメィチョを注文。
今日のトメィチョは、ガーリックライスに目玉焼きだった。
トマトやキャベツは入っていなかった。
トメィチョってトマトライスの意味じゃなかったんだ。


登山道は、石段が多いけど、
たまーに、こんな道があって
とっても楽しい!
緑のトンネルは最高だ!


景色もきれーい!


ファファは最初、登る山は1つしかないと思っていたのだけど、
山を越え谷を越えを繰り返し
なんやかんやで

6M0F
6山目。
ふーう。到着までに一体、幾つの山を越えるのだろうか。

とかいって、ファファは歩いてないけど!
空は太陽がサンサンとしていて
汗だくになって登るふぁーちとふぁーこ。

巡礼の道で、子供の頃に毎年2〜3回は登山をしていたふぁーこは、すっかり昔の感覚を思い出し、元気ハツラツ。

しかし、ふぁーちは何故かバテだした。

念願のトレッキングすると張り切っていたタクローもバテバテ。

ファファは気づいた。
あの2人、昨日の夜ビールを飲み過ぎていたからだ。


山の尾根を歩いていくと
尾根に住む村のコたちがハイタッチをしてくる。

みんな、人懐っこくてとっても可愛い!

こんな山のてっぺんに村があって、
其処で暮らしている人がいるなんて、ファファ知らなかったよ。

太陽光発電によって、村の電気は賄われていたよ。

竹細工を作っているおじさんにも遭遇。
とっても器用だった。


ゴールデンロックに似た岩がある場所を越えると


7m0F地点に到着!

バスで来る場合のバス停があるよ。
歩く人より、バスで来る人の方が断然多く、
人間渋滞をする程、めっちゃ人がいた!

ここから少し歩くと



ゲートに到着!

ゲートから歩いて行くと

見えてきました ゴールデンロック!

まわりに写っている浮浪者のお家みたいなのは、ゴールデンロックの広場で寛いでいる沢山のローカル達。

みんな、こうやって布で日陰を作り、お弁当を食べたり昼寝をしたりして過ごしていた。


崖の上に微妙なバランスで乗っているゴールデンロック。
隣に写っているアリンコみたいなのは人だよ。

ゴールデンロックに障れるのは男性だけなんだって。
女性は、近づけないんだ。

ゴールデンロックにしばしみとれるファファ。


すごいバランス感覚。


ファファ感激だ。

がんばって登って良かった!
(ファファはあんまり歩いてないけど)

ゴールデンロックに健康と幸せを祈った後は、参道をテクテク歩いて帰る。
そこにある漢方薬屋さんを覗いたら

ファファは背筋がゾクっとした。


ガクガクプルプル!


そこには熊の手と胆嚢が売られていたんだ。
なんとおいたわしゅう。

おののいていると、
薬屋のおじさん、ファファのオナカを指してニヤリ。
胆嚢の場所を教えてくれた。

く・喰われるんじゃないかと思って
こ・こわかったよ!


たーちが日光に負けて具合が悪くなったので、
帰りはバスで。

トラックの荷台に簡単な席が出来ていて、鮨詰め状態。


こんな状態で30〜40分乗って2500チャット。
高いなおい。


けっこうな急坂を猛スピードで下っていく。

なんかアトラクションみたいだった。
安全を保証されたアトラクションなら楽しいんだけど、
溝ギリギリを猛スピードで走ってて
めっさ揺れるからファファはちょっとこわかったよ。

ファファ達は、後から知ったんだけど、
このバスはキンプーン行きと別の村行きの2路線があるらしい。

間違えるととんでもない山奥に連れて行かれちゃうらしいから乗車前に確認しようね!

あぁ、乗り気んだバスがたまたまキンプーン行きで良かったー!

巡礼登山は歩くのが疲れるけど、
神聖な気持ちになっての山歩きはとても楽しいよ!
村々の生活が見れたり、巡礼しているローカルと挨拶したり話したり。
人との触れ合いが、そこにはある。

バスでピューんとゴールデンロックに行ってしまうより
達成感もあった。

ファファにとって、初の巡礼の道。
大大大満足だったよ!



じゃあまたね。





ファファのゴールデンロック メモ
2014 12月

キンプーンの街から巡礼道を4時間ちょっと。(途中30分位ゴハン休憩あり)
バスは、キンプーンのターミナルから片道2500チャット

ゴールデンロック入場料 外国人6000チャット
ローカルは無料。
(地球の歩き方には、パスポート持参とあったけど、ファファ達はチェックされなかった)
けど、たまたまかもしれないから一応持って行った方がいいのかな?

帰りのバスは、行き先を要確認(2500チャット)
キンプーンの街まで30〜40分位
ローシーズンは、お客が少なく、バスは人が集まるまで出発しないらしいので、かなり待たされるらしいよ。

徒歩で下山の場合は
2時間半〜3時間位らしい。
階段が多いので膝が笑う。(膝が笑っているヨロヨロのミャンマー人もいた)