ファファの世界旅行

日焼けを気にする白くまファファの世界旅行記

国境の街 メイソートからメイホウソンへの恐ろしく長い旅

2014/12/30


サワディーカーップ
ファファだよ。

イミグレからバスターミナルまでピックアップトラック(1人20バーツ)で移動して、
メーホンソン行きのバスがないか調べてみた。

結果
直通バスはなく、途中の町 メーサーリンまでピックアップトラックで6時間
その後、メーホンソン行きのバスに乗るそう。

ピックアップトラックに6時間かー。
ツライ。

しかも、そのピックアップトラックは、旧バスターミナルからしか出ていないそう。

またまたピックアップトラックに乗り込んで(1人20バーツ)新バスターミナルから旧バスターミナルに移動した。

到着したのは朝の10時。
次のピックアップトラックは12:20出発だそう。(しかも本日ラスト)
1人200バーツ。

メーサーリンから、メーホンソン行きのナイトバスは、行って見ないとあるか分からないらしい。

メーサーリン泊になりそうな予感。

出発まで腹ごしらえをしながら待ったよ。

タイのゴハン、めーっちゃ美味しい!
ファファ感動!


時刻は12:20
遅れる事なく、コレに乗って出発いたします。

ローカルだけかと思ったら、
カナダ人のおばちゃんと、イタリア人の若者に会った。

イタリアンの彼はメーサーリンにステイして、象に乗ったり、川下りやトレッキングを楽しむのだそう。
地球の歩き方には、一切情報が載っていないメーサーリンだけど、ロンプラでは、かなり魅力的な場所として紹介されているそうな。

ほほーう。


屋根も中も、人で溢れかえったまま
ピックアップトラックは出発した。

しかし、タイの道はしっかりと舗装されていて良い!
ピックアップトラックだけど、ミャンマーのバスより揺れないし、
昨日の国境付近の道と比べて天国だった!


途中、地図に載っていない様な小さな村によっては人が乗り降りする。

とても綺麗な景色。

メーサーリンまでの道は、ずっとミャンマーとの国境沿いを走るんだ。


この川がボーダー。
川の向こうに見える景色は、さっきまで居たミャンマーだ。

綺麗な景色にファファはうっとりして、
ずっと外を眺めていたよ。

乗り切れなかった人は、

外で必死に掴まっていて、可哀想だった。
優雅に座っててごめんよ。

メーサーリンまでの道には幾つもの村があった。
バスからだけど、村人の生活を垣間見れてファファは幸せだった。

途中、何回かチェックポイントというのがあって、ポリスに写真を取られたり、パスポートを見せたりした。
ジャパニーズはイイやってパスポートを見せなかったりアバウトな所もあったけど、厳しい所もある(調べている人の性格なんだろうけど)

チェックポイントでトイレ休憩後、
イタリア人が外の掴まり席に移動した。

ちょう嬉しそうだ。

どうやら、ずっとやってみたかったらしい。

時刻は午後4時。後2時間位で着きそうだし、掴まってるのも良い距離だね。

とか思っていたら、


道が急にオフロード。
砂埃とウネウネ。
ミャンマーの道みたいだ。

イタリア人は今にも泣き出しそうな顔をしてテンションだだ下がり。

気持ちわかるよーーー。


そんなこんなで、最後と思われるチェックポイント。
ここは、今までで1番厳しかった。

パスポートを見せると
「ジャパニーズ?」

ファファを指して
「これはなんだ?」

ファファ、ガクプルー!

「テディベアだよ。彼の旅行写真を撮っているんだ」
「おk」
ふぅうー。

ファファ、バラバラにされて、
何も入ってないか調べられるかと思って、マジコワカッタよ!

イタリア人はこのタイミングで中にささっと戻っていってホッとした顔で笑った。

気持ちわかるよー。


辺りはすっかり暗くなって、メーサーリンの町に着いたのは夜の7時。

メーホンソン行きのナイトバスがある様なので、ターミナルで待って1泊せずに向かうことに。

ターミナルの人は、あまり英語が喋れないけど、身振り手振りでなんとか通じるよ。


これが時刻表。
メーホンソン行きのバスは、
24:30発と1:30発があった。
エアコンなし105バーツ
エアコンあり187バーツ

そして、ターミナルには日本の市営バスみたいなバスが待機していた。


あれじゃなきゃ良いな。

メーサーリンの町は日本の萎びた温泉街みたいな雰囲気だった。


夕ごはんを食べて、
24:30バスに乗ろうとすると、
チェンマイ行きのバスだという。

結局待って1:00過ぎに到着したバスに乗り込む。

エアコンバスだから187バーツ。
寒いから、エアコン要らないんだけどなー。

フードをカブる乗客たち。


レトロなバスに揺られ、ちょっとウトウトっとした午前3時半過ぎにバスが止まった。

トイレ休憩?とか思っていたら、みんな降りだす。

英語が通じる人がいないから、状況が掴めないこの悲しさよ。

どうやら、バスが故障したらしいんだ。

なんとかかんとか会話をして、
次のバスが来たら乗り込んでメーホンソンまで行く という事が分かった。


今ココ。

ホントに来るのかな〜と、けっこう待っていると
キター!

ネクストバス!

みんな足早に乗り込む。

ファファ達も乗ろうとすると、
バスガイド風のおばちゃんがノーノー的なサイン。

英語が少し話せるおじさんが言うには、
次のバスの席は残りわずかで、乗れるかどうかは
どうやら早い者勝ちだったらしい。

ファファ

えぇーーーっっ!!!


おったまげた。


タイ語で説明されてたから、みんないそいそと乗り込んでいたのね。

後、25分待てば又、ネクストバスが来るそうなので待つことに。

バスも行っちゃったし待つしかないね。うん。

と、思っていたら、

「ディス バス メーホンソン ゴーゴー」

運転手らしきおっさんが、今まで乗っていた故障しているハズのバスを指して、
ファンキーな感じで乗り込めジェスチャー。



ファファ

えぇーーーっっ!!!



だってこれ、故障してるんでしょ?

と、英語で言っても通じる訳がなく

「ゴーゴー」
っていう乗り込めジェスチャーアゲイン。

諦めて乗り込むことに。


大きなバスにファファ達だけを乗せて、バスは走り出した。

ギーギーガタガタ。
めっちゃ慎重に、スローリーにバスは動く。

どうやら、ギアがセカンドかサードに入らないっぽい。

ファファは怖くて眠れなかった。

腹を括って寝ているふぁーちとふぁーこ。

うちの主人って、どこかオカシイとファファは思った。

夜が明けて、朝の7:30


メーホンソンのバスターミナルに無事到着!

ファファ、本当に無事に着けてよかったよ!

ついでにパーイ行きのバスを調べて

街のセンターへ。

ここからパーイ行きのバスは、幾つもの会社が出していて時間帯も値段も幅広くある。

移動に不自由しなそうだ。

トゥクトゥクのおじさんが、
町まで2kmあるから80バーツでどうや?
と交渉してきた。
2kmで80か〜。と渋るふぁーちとふぁーこ。
そしたら60バーツまで下げてくれた。

ファファ、トゥクトゥク大好き!

ウキウキと乗り込もうとすると、

「高いから2km位なら歩くわ」

と、まさかの主人のお言葉。

ファファ

えぇーーーっっ!!!


だって、60バーツって200円位でしょ?

なんでそこケチる?

疲れているファファは、朝靄の中

ケチんぼ主人に連れられ、
町まで歩きましたとさ。フン。

それから宿探しをして歩き回り
宿に着いたのは8時過ぎ。

ミャンマーの宿を出発して、約24時間。
とーってもながーい移動だった。



じゃあまたね。




ファファのメーソートMaeSotからメーホンソンMaeHongSonまでのバスメモ
2014 12月

メーソート 旧バスターミナル(メーソートには2つのバスターミナルがあり、行き先によって違うので要注意。チェンマイ、バンコク等主要都市は新バスターミナルとなる。)からソンテオ(ピックアップトラック)でメーサーリンまで 1人200バーツ 後払い

ラストバス12:20
(時刻表によると6:20,7:20,8:20,9:20,10,20,11:20,12:20と1時間おきと表記されていたが、その日?は11:20はなかった。)
所要時間:6時間半


メーサーリンからメーホンソンまで
エアコン187バーツ エアコンなし105バーツ
ナイトバス 24:30・1:30(一番右)
時刻表。

チケット売場があるが、ここでは予約が取れず、チケットはバスに乗り込んだ後で買う。

席は早い者勝ちで、座れなかったら立って行くことになるので、早めに乗り込もう。

時間:故障がなかったら4〜5時間。

バスチケット売場のスタッフは優しく、出発時刻まで荷物を預かってくれたり
チケット売場のベンチ(室内)で休ませてくれる。
ここ、けっこう居心地がよかった。
トイレはチケット売場の中(無料)

ターミナル内のトイレは3バーツかかるが、
チケット売場の従業員用トイレを使わせてくれる。

ここのバスは基本30分位遅れていたよ。(チェンマイ行きも)